小説『パラレルワールド・ラブストーリー』のあらすじと書評・感想【恋愛ミステリー】

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小説『パラレルワールド・ラブストーリー』は面白いの?

 

こんな疑問を解決します。

 

2019年5月に映画化もされた『パラレルワールド・ラブストーリー』。

あのガリレオシリーズも手掛けた東野圭吾さんの本格恋愛ミステリー作品となっています。

3人の男女を中心に2つの世界で繰り広げられる恋と友情の駆け引きに、最後まで目が離せません。

 

本記事では、小説『パラレルワールド・ラブストーリー』のあらすじと書評・感想について書きます。

 

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小説『パラレルワールド・ラブストーリー』の作品情報

 

  • 著者:東野圭吾
  • 出版社:講談社文庫
  • 出版日:1998年3月15日

 

著者の東野圭吾さんは小説家として超有名。

受賞歴・候補歴は非常に豊富で、数々の作品が映画・ドラマ化されてます。

「東野圭吾スペシャル」といった特集を組まれるほどの人気を誇っており、作品の内容に関してもかなり高い評価を獲得。

ミステリー好きは避けて通れない小説家だと言えます。

 

その他有名作品
  • 『容疑者Xの献身』
  • 『白夜行』
  • 『プラチナデータ』
  • 『手紙』
  • 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
  • 『流星の絆』
  • 『マスカレード・ホテル』

 

ここでは載せきれないほどの有名作品がありますが、実写化されたものを中心に取り上げました。

 

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小説『パラレルワールド・ラブストーリー』のあらすじ

 

主な登場人物
  • 敦賀崇史
  • 三輪智彦
  • 津野麻由子

 

ある日、崇史は親友である智彦から恋人を紹介される。

幼い頃から互いを知り、何でも話し合う仲の智彦に「恋人ができた」ことを崇史は嬉しく思う…はずだった。

紹介され目の前に立っていたのは、かつて自分が一目惚れした女性。

親友の恋人が自分の一目惚れ相手と知った崇史は、応援する気持ちよりも嫉妬する気持ちが大きくなる自分に苦しむ。

しかし、ある朝に目が覚めると、智彦の恋人であるはずの女性、麻由子が自分の隣にいた。

何がどうなっているのか。

次々に思い出す「記憶」と、目の前の「現実」との間に生じるギャップに翻弄される崇史。

恋と友情が複雑に絡み合うミステリーに、崇史は真実を見つけ出すことができるのか。

 

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小説『パラレルワールド・ラブストーリー』の書評・感想

崇史の人間味が良い

本作品の主人公である敦賀崇史ですが、人間味がかなりあって非常に面白かった。

友情も大事だけど恋も大事。どっちか1つを選べと言われたら、あなたはどっちを選びますか?

 

親友の恋人を好きになる(厳密には元から好きだった)ことって、リアルではそれほど多くの人が経験することではないと思うんですけど、その間で揺れ動く崇史に同情してしまう不思議さ。

同情できるぐらい、崇史の心理状況が上手に緻密に描写されているということだと思いました。

しかもただの親友と言っても、智彦とは幼なじみで何でも話し合える仲。

1人の人間にそんな「相棒」のような親友ができることさえ滅多に起こることではないのに、その友情を失うかもしれない状況で、先があるか分からない好きな人を選ぶことができるのか。

恋は盲目」とはよく言ったものですね。

 

何より大切なはずの智彦との友情より、自分の好きな人と付き合っているという嫉妬の気持ちが抑えられなくなっていく崇史。

読んでいた私としては、恋を追い求める崇史に向けて「もっと行け!」と心の中で応援していました。

私が当事者なわけではないが故に人ごとのようにそう思っただけかもしれませんが、もし自分が崇史の立場だとしたらどんな行動に出るのか。自分で自分の気持ちが気になりました。

おそらく、『パラレルワールド・ラブストーリー』を読むほとんどの人が、崇史の気持ちと自分の気持ちを照らし合わせてみたくなるはずです。

 

”ロス”を感じるほどの余韻

ロス”というのは、例えば好きなドラマが終わってしまったときに感じるあの悲しさとか切なさとか。

「もうちょっと作品を楽しみたかった」「終わっちゃうのか…」のような、今まで当たり前だったものを失ったときの感情、しかもその対象が好きであれば好きであるほどその感情が大きくなる。

私はまさに、”パラレルワールド・ラブストーリーロス”に陥りました。

映画化もされている『パラレルワールド・ラブストーリー』ですが、小説を読み終わった後にすぐ映画も観始めるほどのロスを味わいました。

「とりあえず作品に触れていたい!」という思いが強まり、それほどまでにこの作品に夢中になっていたと気づかされた私。

 

物語の終わり方が良すぎる!

ネタバレはしませんが、ミステリー作品において「終わり方が良い」というのは、やはり物語の構成が優れていて、つじつまが合わない箇所がないということなのでしょう。

恋愛ものとしても美しいし、ミステリーものとしても作品中の謎を楽しめる。

「パラレルワールド」と聞くと小難しそうな印象を受けますが、そんなに思い詰めて難しく考える必要はないかと思います。

というのも、物語中の「2つの世界」は分かりやすく描写されており、ミステリー特有の読者が迷子になることはないためです。

 

最後のシーンまでたっぷり楽しめる本作品のオチを知り、余韻に浸ること間違いなしです。

 

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小説『パラレルワールド・ラブストーリー』まとめ

本記事では、小説『パラレルワールド・ラブストーリー』のあらすじと書評・感想について書きました。

正直、東野圭吾さんの小説はほとんど読んだことがなかったのですが、本作品をきっかけにハマる予感がしています。

『パラレルワールド・ラブストーリー』ぜひ読んでみてください!

 

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