映画『女神の見えざる手』は面白い?あらすじや視聴した感想まとめ

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映画『女神の見えざる手』は面白いの?

こんな疑問を解決します。

 

映画『女神の見えざる手』は、敏腕のロビイストを描いた社会派サスペンス作品です。

ロビイストのリアルな姿が映されており、腕の良さを武器に次々と仕事を進めていく様子には爽快感があります。

ロビイストとしての有能さの裏側にある弱点を抱える主人公の狙いに、最後の最後まで要注目!

 

 

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映画『女神の見えざる手』のあらすじ

映画『女神の見えざる手』 予告篇

 

凄腕のロビイストとして大きな影響力をもつエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、銃擁護を支持する仕事を断り、勤めていた会社を辞めることに。

自分の信念を貫くため反対に銃規制を掲げる会社へ移り、前いた会社と争うことになる。

優れた仕事力で次々と物事を有利に進めていくエリザベスであったが、自分が過去に起こした過ちにより、不利な状況に立たされてしまう。

絶体絶命と思われていた中で明かされる、彼女の本当の狙いとは。

 

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映画『女神の見えざる手』を視聴した感想【ネタバレあり】

 

『女神の見えざる手』を視聴した感想を書いていきます。

 

ロビイストのリアルな現場の裏側

『女神の見えざる手』はロビイストの姿を描いた映画ですが、そもそも「ロビイスト」ってどんな仕事なのでしょう。

 

圧力団体の利益を政治に反映させるために、政党・議員・官僚などに働きかけることを専門とする人々。

コトバンク デジタル大辞泉より

つまり、ある団体が利益を得られるような政治を行うために、その団体に雇われたロビイストと呼ばれる人々が、議員などに政策に関するアドバイスなどを与えたりします。

いわゆる利益団体と政府の橋渡し役のようなものです。

 

映画の舞台ともなったアメリカではロビイストの影響力が強いこともあり、その様子がリアルに作品中でも描かれています。

主人公のエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)を中心に活動するロビイストのチームは、一般的に表現されるような「仕事ができる」人たちの集まり。

特にそのエリザベスは凄腕として、界隈ではかなりの有名人です。

 

ロビイストとして凄腕の彼女の仕事っぷりがテンポ良く映されており、観てるこちら側も現場でその仕事のスピード感を体感しているような気分に。

目まぐるしい速さで物事が進んでいく様子には、爽快感がありました。

 

勝利のためなら手段を選ばない主人公

エリザベス・スローンのロビイストとしての有能さの裏側には、彼女の倫理観が問われるような部分が散見されます。

 

己の信念に基づいて銃規制強化派として立ち振る舞うことにしたエリザベスが戦う相手は、銃擁護派の団体。「銃規制派vs銃擁護派」という作品的に分かりやすい対立構造で物語は進んでいきます。

彼女にとっての勝利とは、銃規制派の議員の票数を集めてその銃規制を実現させること。

その実現のために奔走する彼女は、良くも悪くも勝利至上主義。自分の勝利のためなら手段を選ばないのが彼女の強みとして描かれています。

 

そしてその「手段」において、彼女の勝利至上主義の悪い部分として表れているのが倫理観の欠如です。

勝利が絶対である彼女は、カメラの前で自分の仲間であるエズメの過去を暴露する強硬手段をとります。銃乱射事件の生存者であることを隠し続けていたエズメを、その過去とともに公にしてしまう勝手ぶり。

ですが、この部分にエリザベスのロビイストとしての有能さが出ているのがまた悲しいことです。

人を説得するには、「論」を使うよりも「情」に訴える方が効果的。銃乱射事件の生存者であるエズメを利用することで、テレビの前の多くの人へ銃規制の必要性を訴えることに一時は成功しました。

 

仲間に嫌われようと、周りに自分の倫理観を疑われようと、勝利への絶対的な執着を見せるエリザベスの姿には、良くも悪くも仕事へのプロ意識を窺うことができます。

 

「ロビー活動は予見すること」

ロビー活動は予見すること

相手の行動を先読みして、相手が切り札を使った後に自分の手を出すということを物語の冒頭にも語っていたエリザベスでしたが、まさかあのような形で伏線を回収してくるとは。

 

正直、あのラストを迎えるまででもかなりの満足感を味わっていたというのが私の本音。しかし、最後の最後までシビれさせてくれたのが『女神の見えざる手』でした。

相手の行動を先読みして謎のドクターに質問させたり、チーム内のスパイを出し抜いたりした場面が見られましたが、よく考えればエリザベスになぜそんなことができたのかも曖昧。

それが相手の中に自分の密偵がいるとなれば、全てつじつまが合います。

 

単純な銃擁護の票を集められないと判断した相手が、最終的に自分への個人攻撃がくると予期していたエリザベスにはさすがとしか言えません。

同時に言えるのが、その自分の弱みも自分自身でしっかりと把握しているということ。心のどこかにずっと引っ掛かりがあったのか、最後にエリザベスはエズメへしっかり謝罪をします。

その弱みをわかった上でも仕事を遂行したいと考えた彼女ですが、彼女が本当に目指していたのは単に銃規制を推進することに止まりませんでした。

本当の目的は、既得権益によって不健全に運営されている政治体制そのもの

自分の味方や個人攻撃を仕掛けてきた相手だけでなく、私たち視聴者までも出し抜くという完璧なオチ。

まさに「見えざる手」でした。

 

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映画『女神の見えざる手』まとめ

映画『女神の見えざる手』について書きました。

物語のスピード感、エリザベスの策略、驚きの結末が魅力の本作品は、非常に満足度の高い作品でした。

 

 

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